『反射神経』という言葉に馴染みがある方も多いでしょう。
しかし、実際にはそのような神経は人間の体内には存在しません。一般的に言う『反射神経』とは、感覚器官から入ってきた情報が脳に伝わり、脳が適切な運動を選択して筋肉に指令を出すまでの反応速度を指します。この反応速度が向上することで、スポーツ能力の向上だけでなく、日常生活での怪我予防などにも役立ちます。
ボートレースという競技は、「体幹」「反射神経」「動体視力」等のスキルを必要とします。その為、それらのスキルを向上させるためのトレーニングや知識を現役中に多く学びました。
一方、パーソナルジムを検討されるお客様は、「ダイエット」「姿勢改善」「日常動作改善」「運動パフォーマンスの向上」の目的を持ったお客様が多くいらっしゃいます。これらの目的を達成する方法として、ボートレーサーで培った経験や知識が役に立つのではないかと考えました。
例えば、ダイエットや姿勢改善をしたい方には、体幹のトレーニングが適しています。
日常動作改善や運動パフォーマンスの向上したい方には、反射神経や動体視力のトレーニングが必要です。
このようにプロアスリートのトレーニングはお客様の悩みを解決する手段としても大変有効です。
また、ボートレースという競技は、体重が軽い方が有利です。そして、1年中レースが開催されるため、格闘技やボディメイクの大会のように特定の日に向けた減量ではなく、「健康的にベース体重を落としてそれを常に維持する」必要があります。
お客様の中には、自身でダイエットを行いリバウンドをしてしまった経験がある方も多いかと思います。
そこで、ボートレーサー競技人生で学んだ「健康的に常に体重をキープする」ための知識と経験を使いお客様の「リバウンドをしてしまう」という悩みを解決できると思いました。
このように、ボートレースで培った経験と知識がお客様のお役に立つと思いパーソナルジム「DAZZLE」を設立しました。
DAZZLEでは、元ボートレーサーが直接お客様に指導することで、それぞれのお客様に合った方法を導き適切な知識とトレーニングを提供します。
お客様も根本的に体質を改善することで、健康的に痩せやすくリバウンドをしにくい身体に変えていきましょう。
ブレイズポッドという、学生からプロアスリートまで幅広く活用されている信頼のアイテムを使ったトレーニングツールを導入しています。このツールは、ランダムに光る『Pod』を手や脚で押していくゲーム感覚のトレーニングが可能で、楽しみながら反射神経や身体操作能力を向上させることができます。
トレーナーが光らせ方の制御やPodの並べ方や押し方の制限を加えることで、さまざまなバリエーションのトレーニングが可能です。
老若男女問わず、スポーツパフォーマンスを高めたい学生や運動初心者の方でも、ワクワクしながら体を動かすことができ、一度体験すれば、その楽しさに夢中になること間違いなしです!
反射神経が優れていると、スポーツに有利というイメージがあります。実際に、飛んでくるボールに素早く対応するなど、素早い反応はスポーツにおいて重要な要素の一つです。しかし、この能力はスポーツプレーヤーだけでなく、危機回避が必要な場面でも一般の方に役立ちます。
ダズルでは、遊び感覚で楽しく反応速度を鍛えられる専用ツールを用意しております。運動初心者からスポーツパフォーマンス向上を目指す方まで、各レベルに合わせたトレーニングが可能です。
動体視力とは、視力検査で測定する静止した物を見る力とは異なり、動いている物を的確に捉える力です。一方、反射神経とは、目で状況を捉え、脳がそれを処理し、脳から筋肉に指令が送られ、筋肉が動き出すまでの反応速度を指します。動体視力が向上することで、目で状況を捉えてから脳が処理するまでの時間が短縮され、結果として反射神経の向上につながります。
雨や雪で滑った際、反応神経が良ければ素早くバランスを取り転倒を防ぐことができ、たとえ転倒しても受け身を取って怪我を防ぐことができます。また、車の運転中にとっさにブレーキを踏む際にも役立ちます。
反射神経を鍛えることは、日常生活の危険から身を守る能力を高めることでもあります。
反射神経はスポーツパフォーマンスに直接影響します。スポーツにおいては、静止視力よりもボールや相手の動きを捉える動体視力が重要です。静止視力の向上は難しいですが、動体視力はトレーニングによって鍛えることが可能です。
目と脳は密接に関係しており、反射神経や動体視力のトレーニングを行うことで脳が活性化し、記憶力や状況判断能力、やる気の向上が期待できます。
上下左右の動体視力を鍛えるトレーニングです。日常生活で例えると、車の運転中に急に横断する歩行者への反応がこれに該当します。
1. 目の高さに両手を上げ、肩幅に開いたら親指を立てます。
2. 左右交互に親指を視認します。この時、親指の関節のしわや爪の形などをはっきりと認識してから、逆の指に視線を移すことがポイントです。
3. 正確に視認しながら、できる限り素早く動作を行います。
奥行き方向の動体視力を鍛えるトレーニングです。日常生活では、車の運転中に右折待ち時の対向車との距離感把握などに関与します。
1. 約3mの紐を用意します。
2. 紐に50cmごとに結び目を作るか、ビーズを通します。
3. 目線より高い位置に紐の片端を固定します。
4. 紐の逆端を持ち、鼻の先に当てます。
5. 手前の結び目(ビーズ)から順番に奥へと視認していきます。この時、1つ1つにしっかりピントを合わせてから次の結び目(ビーズ)の視認に移ることがポイントです。
6. 1番奥まで視認できたら、奥から手前へと戻ります。
ランダムに光るPodにタッチして反射神経を鍛えるトレーニングです。
1. 自分の左右やや前方にPodを1つずつ置きます。
2. 足を肩幅に開き、軽く腰を落としてすぐに動き出せる姿勢を取ります。
3. 左右どちらかのPodが光ったら、光った側の足を1歩踏み出してPodにタッチし、戻ります。この時、光を視認してからタッチして戻るまでの一連の動作をできる限り素早く行います。
4. 慣れてきたら、「赤く光ったら右手、青く光ったら左手でタッチ」などのルールを加えることで、より高度なトレーニングが可能です。
ボールと重力を利用して反射神経を鍛えるメニューです。
1. テニスボールを2つ用意します。
2. トレーナーが肩幅、肩の高さで両手にそれぞれボールを持ちます。
3. トレーナーの手の上にかざすように両手を出します。
4. トレーナーが左右どちらかランダムにボールを落とすので、落とされた側の手でボールをキャッチします。
反射神経に重要な、素早い身体の動きを作るメニューです。
1. 足を肩幅に開きます。
2. 膝と股関節を軽く曲げて腰を落とし、動き出しやすい姿勢を取ります。
3. 姿勢を保ったままその場で素早く足踏みをします。
4. 10秒間を3セット繰り返します。
瞬発力を向上させることで反射神経を鍛えるトレーニングです。
1. 足を腰幅に開きます。
2. かかとを浮かせてまっすぐ立ちます。
3. 膝を軽く曲げて、床をつま先で蹴るようにして飛び上がります。この時、両手も振って動作を連動させることがポイントです。
4. かかとを着けず、つま先で着地してそのまま連続でリズミカルに飛び上がります。
実は私たちの日常生活には、反射神経や動体視力を鍛える事ができる機会がたくさんあります。
例えば、電車の中から、通過する看板を目で追ったり、タクシーや車の助手席から対向車のナンバープレートを読み取ったりすることも動体視力のトレーニングになります(ただし、運転中は危険ですので、行わないでください)。トレーニングは積み重ねが大切です。思い出した時に、ぜひ少し試してみてください。