ダイエットやボディメイクに関しては様々な悩みがあると思います。その中でも多くの方が悩まれているのが、下半身太りや脚痩せです。このページでは、脚が太くなる原因や、脚痩せ効果が期待できるトレーニングメニューの一例をご紹介します。
太ももを引き締めるエクササイズメニューは以下のようなトレーニングがあります。
身体を壁に添わせるようにしゃがみ込むスクワットです。ワイドスクワットは主に内ももを鍛えることができるメニューですが、壁を使うことで全身の連動性も同時にトレーニングできます。
腸腰筋を使って脚を上げる運動です。軽く脇腹を縮めながら行うことがポイントです。前ももが筋肉の発達で太くなってしまっている方は、腸腰筋というお腹の奥にある筋肉が働いていないことが多くあります。腸腰筋を活性化することで前ももの過緊張が改善され、細くする効果が期待できます。
固くなると太ももの内旋を引き起こす大腿筋膜張筋をリリースすることで、内旋が緩み脚のねじれが取れます。結果として大転子の張りの改善や、臀筋群が適切に働くようになり、脚のラインを綺麗にする効果が期待できます。
ふくらはぎを引き締めるエクササイズメニューは以下のようなトレーニングがあります。
つま先立ちになり、踵を上げる背伸びのようなエクササイズです。立った状態で行うと主に腓腹筋、座った状態で行うと主にヒラメ筋というふくらはぎの筋肉を刺激することができます。
1. 椅子に座ります。
2. 膝の上に片脚を乗せます。
3. その状態でつま先を自分側に引き上げて(顔側に足の裏が来る動き)3秒キープ。
片脚5回ずつ、2~3セット繰り返しましょう。
後脛骨筋は足首の安定性に関わる筋肉で、姿勢改善や美脚、足先の冷えます予防にも効果的です。後述する腓骨筋との関連性が強いため、どちらも鍛えることが大切です。
1. 椅子に座ります。
2. つま先を少しだけ上げてつま先を外に開いて3秒キープ。
3. ゆっくり戻し、また開くを繰り返します。
片脚5回ずつ、2~3セット繰り返しましょう。
ポイントはつま先を上げすぎたり、膝が一緒に動かないように注意しましょう。腓骨筋は、前項の後脛骨筋と一緒に足首の安定に関与する筋肉で、バランスよく鍛えることで、きれいで機能的な下半身を手に入れることができます。
骨盤前傾や反り腰、猫背などの偏った姿勢が続くと、一部の筋肉のみに負担がかかり、正しく筋肉が使われずにアンバランスを引き起こします。結果として下半身の筋肉が過度に発達し、太く見えてしまう原因になります。
ふくらはぎは第二の心臓と言われるように、ポンプの役割をして血液を心臓へ送り返します。デスクワークで長時間の座位姿勢などにより血液の循環が不足することでポンプ機能が弱まり、老廃物が堆積し、冷えやむくみに繋がります。
運動不足により脚の筋肉が減少してしまうと、代謝の低下、ポンプ機能の弱化、むくみやすさが現れます。結果的に脂肪がつきやすく、痩せにくい脚になってしまいます。
脚や下半身の筋肉は、全身に占める割合も大きく、トレーニングをして活性化させる事で代謝の向上が期待できます。
また、下半身の筋肉を正しく使えるようになることで関節が安定し、姿勢が良くなるため、さらに見た目が美しくなります。
脚は体を支えたり血液の循環にも貢献する大切な身体の一部です。脚の筋肉が不足したりアンバランスな状態で生活をしていると、関節などの痛みや不具合に悩まされる可能性もあります。健康で充実した生活を送るためにも脚のエクササイズはとても重要です。
湯船に浸かることで、水圧がマッサージのような役割を果たしてくれます。
また、浮力により血液などの循環を助けます。
湯船の中で足先から体幹部に向かってマッサージすると、より血液やリンパの巡りがよくなります。
1. 仰向けに寝そべる
2. つま先を上に向けた状態で足首を曲げて10秒キープ
3. 同じ態勢で足首を伸ばして10秒キープ
30秒休憩して2~3セット繰り返しましょう。
足首を動かすことでふくらはぎの筋肉が刺激され、ポンプ機能が働き、脚痩せ効果やむくみの改善に繋がります。